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書誌詳細
家の履歴書 今は亡きあの人篇
- 著者名斎藤/明美‖著
- 出版者キネマ旬報社
- 出版年2011.6
所蔵事項
- 登録番号11035165
- 請求記号281
- 貸出区分貸出可
- 蔵書区分一般図書
書誌事項
- 内容紹介『週刊文春』連載「家の履歴書」において、著者・斎藤明美が記者時代から現在までに取材・執筆した中から「今は亡きあの人」たち29名をセレクト。著名人たちが語る「家」と「わが人生」の物語。
- 著者紹介1956年高知県生まれ。津田塾大学卒業。高校教師、テレビ構成作家を経て『週刊文春』の記者を20年務める。小説「青々と」で日本海文学大賞奨励賞受賞。著書に「最後の日本人」など。
内容細目
- タイトル高峰秀子 その時の自分の身丈に合った生活をするのが理想
- 著者高峰/秀子‖述
- ページ7-17
- タイトル天本英世 彼女と住むはずの家で三十年間一人暮らし
- 著者天本/英世‖述
- ページ19-25
- タイトル川谷拓三 乗っ取ったも同然だった家内の実家
- 著者川谷/拓三‖述
- ページ27-34
- タイトル古今亭志ん朝 一つ屋根の下に赤の他人三家族が住んだ少年時代
- 著者古今亭/志ん朝‖述
- ページ35-42
- タイトル丹波哲郎 祖父の家は2万坪、生家は3千坪、広い家はイヤだね
- 著者丹波/哲郎‖述
- ページ43-51
- タイトル中野孝次 青春の苦渋に満ちた二畳間を一昨年書斎横に再現した
- 著者中野/孝次‖述
- ページ53-59
- タイトル淀川長治 両親の寝室に並んだ枕を見て、父を憎み母を哀れんだ少年期
- 著者淀川/長治‖述
- ページ61-70
- タイトル佐藤慶 嫌なものには徹底的に「NO」でも“家”はカミさん任せです
- 著者佐藤/慶‖述
- ページ71-78
- タイトル谷啓 新築の家が全焼。持ち出せたのはクレージーの衣裳と楽器だけ
- 著者谷/啓‖述
- ページ79-86
- タイトル藤岡琢也 結婚後十年間住んだ団地が僕の俳優としての哀歓を知っている
- 著者藤岡/琢也‖述
- ページ87-95
- タイトル下條正巳 月八十本のラジオドラマに出演してようやく建てた世田谷の最初の家
- 著者下條/正巳‖述
- ページ97-104
- タイトル久世光彦 お手伝いさんの部屋の天井裏に乱歩の世界を垣間見た少年時代
- 著者久世/光彦‖述
- ページ105-112
- タイトル清川虹子 最愛の人の遺産相続を固辞、意地で買った七百坪の豪邸
- 著者清川/虹子‖述
- ページ113-121
- タイトル梨元勝 座敷に積まれたピンクの座布団を見て母の再婚を痛嘆した小二の秋
- 著者梨元/勝‖述
- ページ123-131
- タイトル名古屋章 今の家を建てる時、建築家にイメージを聞かれ「筵一枚橋の下」と即答
- 著者名古屋/章‖述
- ページ133-141
- タイトル笠原和夫 転校先新潟で遭った同級生は代表作「仁義なき戦い」を暗示する“俠客”
- 著者笠原/和夫‖述
- ページ143-152
- タイトル山城新伍 父親が盲腸を施術する傍で母親が糸繰り内職をする貧乏医院だった
- 著者山城/新伍‖述
- ページ153-162
- タイトル夢路いとし・喜味こいし 十代の半ばで大阪・天王寺に定住するまで旅巡業の楽屋が家だった
- 著者夢路/いとし‖述 喜味/こいし‖述
- ページ163-172
- タイトル藤田まこと 一年の三分の二を過すホテルが一番落ち着く。やはり僕は生涯、旅役者
- 著者藤田/まこと‖述
- ページ173-181
- タイトル小林桂樹 父の月給百円、広い庭付き家の家賃が八円。またそんな時代が来ないかなぁ
- 著者小林/桂樹‖述
- ページ183-192
- タイトル原ひさ子 明治、大正、昭和、平成、ゆったりしたペースでやってまいりました、はい
- 著者原/ひさ子‖述
- ページ193-202
- タイトル石井好子 パリの歌手時代、私の後ろで踊っていた娼婦達の赤裸々な生き方が好き
- 著者石井/好子‖述
- ページ203-212
- タイトル飯田深雪 意に反する外交官との結婚は忍従の果てに五十二歳で解消
- 著者飯田/深雪‖述
- ページ213-222
- タイトル双葉十三郎 僕の引越しは青大将に始まりネズミに終わる高輪界隈ウロウロです
- 著者双葉/十三郎‖述
- ページ223-232
- タイトル田村高廣 父・阪妻は静かな嵯峨の家に移り、これからという51歳の時、急逝
- 著者田村/高廣‖述
- ページ233-242
- タイトル緒形拳 一家離散、他家の物置を転々とした俺の“実家”は大船の北条秀司先生宅
- 著者緒形/拳‖述
- ページ243-257
- タイトル内藤ルネ 中原淳一に招かれ上京、ひまわり社の三畳半で東京生活が始まった
- 著者内藤/ルネ‖述
- ページ259-268
- タイトルメイ牛山 美容界の先駆者は九十三歳にして時代の最先端六本木ヒルズ住まい「ここは歳とった人に最適よ」
- 著者メイ牛山‖述
- ページ269-278
- タイトル川内康範 函館にいた少年時代。供物をホームレスに施す母の姿が僕の人生の骨格になった
- 著者川内/康範‖述
- ページ279-288