われわれはどこへ行くのか?
- 著者名松井/孝典∥著
- 出版者筑摩書房
- 出版年2007.2
貸出・返却・予約状況
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計2
所蔵事項
- 登録番号11156082
- 請求記号440-マ
- 貸出区分通常
- 蔵書区分一般対象 - 図書
- 所蔵館門別図書館
- 配架場所一般図書コーナー
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- 書名われわれはどこへ行くのか?
- 書名ヨミワレワレワドコエイクノカ
- 著者名松井/孝典∥著
- 著者ヨミマツイ,タカフミ
- 叢書名ちくまプリマー新書
- 叢書番号054
- ISBN9784480687548
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 出版地東京
- 出版者筑摩書房
- 出版年2007.2
- ページ142p
- サイズ18cm
- 価格700
- 件名宇宙
地球
- 内容紹介文明とは? 環境とは? 生命とは? 「人間圏をつくって生きているわれわれとは何か?」を問わなければならない。宇宙の始まりから人類の運命までスッキリわかる、壮大なスケールの地球学的人間論。
- 著者紹介1946年静岡県生まれ。東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。86年『ネイチャー』に発表した「水惑星の理論」に関する論文で世界的に知られる。著書に「松井教授の東大駒場講義録」等。
内容細目
- タイトル第一章 われわれはどこから来たのか
- タイトル われわれとは何か
- タイトル 生物学的な意味でのわれわれ
- タイトル われわれは「地球システム」の中に「人間圏」をつくって生きている
- タイトル 「地球学的人間論」でなければ文明も環境も語れない
- タイトル 「人間圏をつくって生きているわれわれとは何か」を問わなければならない
- タイトル 部分ではなく、全体を見なければ意味がない
- タイトル 地球を外から見る
- タイトル 地球システムという発想
- タイトル 地球システムの「構成要素」
- タイトル 「駆動力」が構成要素に「関係性」を生む
- タイトル第二章 われわれはどこへ行くのか
- タイトル 人間圏と生物圏の違い
- タイトル 農耕牧畜をはじめたときに「人間圏」はできた
- タイトル 文明とは、「人間圏」をつくって生きる生き方
- タイトル 人間圏もまたシステムである
- タイトル 江戸時代のフロー依存型人間圏
- タイトル 明治以降のストック依存型人間圏
- タイトル 現在の人間圏では地球の時間が一〇万倍の速さで進む
- タイトル 時間をゆっくりさせるには
- タイトル 地球も自分の体も、地球のものであるということ
- タイトル 「レンタルの思想」で生きる
- タイトル 何のために豊かになるのか
- タイトル 勝ち組・負け組という空疎な発想
- タイトル 経済的な価値観では人間圏は安定に保てない
- タイトル 五億年後、地球から生物圏は消える
- タイトル 人間圏は今世紀半ばに破綻する
- タイトル第三章 地球生命とアストロバイオロジー
- タイトル 「生命とは何か」は答えられない
- タイトル 地球上の生命とは何か
- タイトル アストロバイオロジー
- タイトル 火星-過去に地球と似た地表環境の惑星
- タイトル 火星移住計画は実現可能か
- タイトル エウロパ-氷の下に海が広がる衛星
- タイトル タイタン-メタンの雲が湧き、メタンの雨が降る衛星
- タイトル 生物学が普遍的なものになるには
- タイトル われわれの宇宙は特殊である
- タイトル この宇宙は宇宙人に満ちあふれた宇宙か?
- タイトル 生物学では宇宙人を議論できない
- タイトル第四章 地球環境の歴史
- タイトル 太陽は年々明るくなっている
- タイトル 「暗い太陽のパラドックス」が生まれる理由
- タイトル 地球システムは太陽光度の変化に応答する
- タイトル 文明は石灰岩と大理石を使う
- タイトル 大気中のCO2量を調節して気温を一定に保つ
- タイトル 今の環境問題は、地球システムの理解なくして考察できない
- タイトル 地球のことを知らない人が語る地球環境問題
- タイトル 汚染が悪なら地球の歴史は悪の歴史である
- タイトル第五章 われわれの宇宙はどうやって生まれたか
- タイトル 太陽系はどうやって生まれたか
- タイトル 地球が地球になるまで
- タイトル 地球生命はいつから存在したか
- タイトル 分化-歴史の本質
- タイトル 生命はどのように誕生したか
- タイトル 銀河系はどうやって生まれたのか
- タイトル 宇宙はどうやって生まれたか
- タイトル 宇宙の元素組成はどのようにつくられたか
- タイトル ビッグバン以前は何か?
- タイトルあとがきにかえて-「わかる」とはどういうことか
- タイトル 考えても意味のないこと
- タイトル 「わかる」と「納得する」の違い