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書誌詳細
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戦時期朝鮮の転向者たち : 帝国/植民地の統合と亀裂
所蔵事項
- 登録番号0010873B
- 請求記号098.2143-HO
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名戦時期朝鮮の転向者たち : 帝国/植民地の統合と亀裂
- 書名ヨミセンジキチョウセンノテンコウシャタチ:テイコクショクミンチノトウゴウトキレツ
- ISBN9784903426389
- 国名コードja
- 言語コードjpn
- ページvi, 258, 6p
- サイズ22cm
- 価格5400円
- 注記
学位請求論文 (東京大学, 2008年) をもとにしたもの
- 件名BSH : 社会思想 -- 朝鮮
BSH : 朝鮮 -- 歴史 -- 1945年以後
BSH : 朝鮮 -- 歴史 -- 日韓併合時代(1910-45)
NDLSH : 朝鮮 -- 歴史 -- 日本統治時代
NDLSH : 知識階級
- 内容内容説明
かつて日本の植民地支配を激しく攻撃していた多くの朝鮮人左派知識人は、戦時期になると「東亜新秩序」の可能性に賭け、また解放後は民族国家の建設に参加するという、矛盾に満ちた思想的軌跡をたどった。日本の植民地支配を批判していた彼らが、なぜ「転向」をし、そしてそれは戦後にどう繋がっていったのか?その過程を丁寧に追いかけ、脱植民地の志向と「近代」とが複雑に絡まり合う植民地固有の思想史を読み直す。
目次
序章 戦時期朝鮮を読み直す
第1章 日中戦争期(一九三七?一九四一)における朝鮮社会主義者の転向とその論理
第2章 一九三〇年代における植民地朝鮮人の思想的模索?金明植の現実認識と「転向」
第3章 転向から考える植民地・近代・アジア・解放前後における印貞植の実践
第4章 解放前後における統制経済論の展開マルクス経済学者の朴克采・尹行重
終章 植民地期・解放後における主体形成の企て
「BOOKデータベース」 より