書誌詳細

紀伊國屋書店 のサイトで見る

扉をひらく哲学 人生の鍵は古典のなかにある

  • 著者名中島/隆博‖編著 梶原/三恵子‖編著 納富/信留‖編著 吉水/千鶴子‖編著
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2023.5

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号1000024420
  • 請求記号104-ナ
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架
  • 所蔵状態所蔵

書誌事項

  • 書名扉をひらく哲学 人生の鍵は古典のなかにある
  • 書名ヨミトビラオヒラクテツガク
  • 著者名中島/隆博‖編著 梶原/三恵子‖編著 納富/信留‖編著 吉水/千鶴子‖編著
  • 著者ヨミナカジマ,タカヒロ
  • 叢書名岩波ジュニア新書
  • 叢書番号968
  • ISBN9784005009688
  • 国名コードJP
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2023.5
  • ページ15,182,3p
  • サイズ18cm
  • 価格¥900
  • 件名哲学
    宗教
    読書
  • 内容紹介人の意見に影響されない方法、親との関係、勉強する意味、本当の自分の見つけ方…。11人の古典研究者が、様々な悩み・疑問に、古今東西の書物をひもときながら回答する。10代にお勧めの古典作品も紹介する。
  • 著者紹介高知県生まれ。東京大学東洋文化研究所教授。
    和歌山県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。

内容細目

タイトル 著者 ページ
はじめに
第1部 いま古典を読む意味って、何ですか?
 1 古典って何ですか?
 回答1 過去からの贈り物 中島隆博
 回答2 インターフェイスとしての古典 芦名定道
 2 時代も社会状況も違うのに、現代を生きる自分たちの役に立ちますか?
 回答 古典に自分を映し見る 木村勝彦
 3 人に聞いたりネットで検索した方が、早く答えが見つかりませんか?
 回答 時空を超えた出会いを見つけよう 吉水千鶴子
 4 なぜ大人はよく「古典は大切だ」と言うのですか?
 回答1 古くて新しいツールとしての古典 加藤隆宏
 回答2 伝えられてきたということ 土屋太祐
 5 正直言って、まったく興味がわきません…
 回答 古典への入り口は、たくさんあります 渡邉義浩
第2部 人生の鍵は、古典のなかにある!
 1 人の意見にすぐ影響されてしまいます
 回答1 自分の意見を見つけるまで-孔子の「時」の教え 渡邉義浩
 回答2 一人の相手と向き合って対話する-ソクラテスの哲学と生き方 納富信留
 回答3 他者との関わりをバネに豊かな自分になる-キルケゴールの語る自己 芦名定道
 2 親との関係に悩んでいます
 回答1 親を乗り越えて進むこと-古代ギリシア神話における子供たち 納富信留
 回答2 自分で自分の主人となれ-ブッダの言葉から 吉水千鶴子
 回答3 親とはそもそも重圧である-儒教の超絶的親孝行 小倉紀蔵
 3 誰も自分のことをわかってくれない気がします
 回答1 絆をつくる大切さ-教養小説に描かれた若者たち 佐藤弘夫
 回答2 「人間」をつくる-古代インドの人生儀礼 梶原三恵子
 回答3 分かってもらえなくとも、怒らないのが君子です-孔子の辛さ、諸葛亮の理解者 渡邊義浩
 4 なんのために生きているのでしょうか?
 回答1 「目的」「統一」「真理」を捨てよ-弱いニーチェが語ること 小倉紀蔵
 回答2 自分より大切なものの発見-他者に尽くした人々の物語 佐藤弘夫
 回答3 どのようにしてこの自分を生き抜くか-ニーチェからの問いかけ 木村勝彦
 5 本当の自分を見つけたいのですが、どうすればよいでしょうか?
 回答1 本当の自分に到着するためのレッスン-『論語』が語る「君子」 中島隆博
 回答2 あなたは誰ですか?-私自身を問い直す古代インドの言葉 加藤隆宏
 回答3 「本当の自分」を探している「自分」-『臨済録』の言葉 土屋太祐
 6 死ぬとはどういうことですか?
 回答1 「私の死」に向きあうこと-ヤスパースからの勇気のメッセージ 木村勝彦
 回答2 生と死のさかいめ-禅僧の言葉から 土屋太祐
 回答3 銀河を旅する死者たち-宮沢賢治の世界から 佐藤弘夫
 7 社会の役に立ちたいのですが、どうすればよいでしょうか?
 回答1 他者への共感をもつ-大乗仏教の理想 吉水千鶴子
 回答2 社会は自己とつながる? つながらない? つながりすぎても危険だ-『大学』に「学ぶ」 小倉紀蔵
 回答3 鳩のように、そして(しかし)蛇のように-イエスが弟子に与えたアドバイスから 芦名定道
 8 勉強するのはなんのためでしょうか?
 回答1 教えを乞い、自分を更新する-古代インドの「知識」継承の営み 梶原三恵子
 回答2 変容して自由になる-『論語』と『正法眼蔵』が語る学びの境地 中島隆博
 回答3 知ることの神秘の深みの、もっと深みへ-哲人ヘラクレイトスの言葉を聞く 納富信留
第3部 10代にすすめる1冊
執筆者紹介