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書誌詳細

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僕とアリスの夏物語 人工知能の、その先へ

  • 著者名谷口/忠大‖著
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2022.1

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 貸出累計2

所蔵事項

  • 請求記号007.1-タ
  • 貸出区分持出可能
  • 配架場所図書館
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名ヨミボクトアリスノナツモノガタリ
  • 著者ヨミタニグチ,タダヒロ
  • 叢書名岩波科学ライブラリー
  • 叢書番号309
  • ISBN9784000297097
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2022.1
  • ページ5,197,3p
  • サイズ19cm
  • 件名人工知能
  • 内容文献:巻末p1〜3
  • 内容紹介小学生の悠翔のもとに、赤ちゃんのように何も知らない謎の少女アリスがやってきた。そこに、怪しい影が忍び寄り…。AIと共存する未来や、発達する知能の実現などに、小説と解説の合わせ技で迫る。
  • 著者紹介1978年京都府生まれ。京都大学大学院工学研究科精密工学専攻博士課程修了。立命館大学情報理工学部教授。パナソニック客員総括主幹技師。著書に「記号創発ロボティクス」など。
  • 目次第1話 訪れる者
    第1話解説 人工知能の時代
    「知能」って何だろう/人工知能技術は人間に近づいているのか?/「関数」としての人工知能/発達する心をつくる
    第2話 物を調べる者
    第2話解説 探索と物体概念の獲得
    物体の概念とは何か?/「見て、触って、聞いて」知るロボット/「物体概念」の数理モデル/探索する幼児 vs 待っている人工知能/ロボットに好奇心をもたせる/「時々、ダメそうなことをやってみる」知的さ
    第3話 言葉を覚える者
    第3話解説 音素と語彙の獲得
    言葉を聞きとるための知識/幼児は音素と単語を発見する/音列の統計情報をつかう/ロボットは単語を「発見」できるか?/幼児の音声認識にテキストはいらない/それは「クーラー」か、「スズシイ」か?
    第4話 徘徊する者
    第4話解説 移動と場所の学習
    幼児はやがて歩き始める/身体そのものが「知的」である/柔らかいことの大切さ/「場所」の概念を理解する/本物の言語使用に向き合う
    第5話 街に出る者
    第5話解説 社会の中での言語獲得と理解
    「はじめてのおつかい」からサービスロボットを考える/「統語的」関係から意味を定義する/分布意味仮説――単語の並びに潜む意味/データベース的な知識を使うロボット
    第6話 苦悩する者
    第6話解説 人工知能と社会構造の変容
    人工知能に仕事を奪われる?/技術が発展すると「仕事」は変わる?/インターネットと人工知能の同盟関係
    第7話 衝突する者
    第7話解説 人工知能との関係性と倫理
    人間のふりをするロボット/会話の文脈理解は難しい/関係性を育む/「ロボット工学三原則」って言われても/人工知能は規範をどう学ぶか?/ロボットと生きるための倫理
    第8話 未来に向かう者
    第8話解説 発達する自律的な人工知能の創成
    自律的なロボットを創る/人工知能の感情と意識/アリスが「人間」になった理由/プロジェクト・アリス
    引用文献

内容細目

  • タイトル第1話 訪れる者
  • タイトル第2話 物を調べる者
  • タイトル第3話 言葉を覚える者
  • タイトル第4話 徘徊する者
  • タイトル第5話 街に出る者
  • タイトル第6話 苦悩する者
  • タイトル第7話 衝突する者
  • タイトル第8話 未来に向かう者