書誌詳細
紀伊國屋書店
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これ1冊でわかる!蔦屋重三郎と江戸文化 元祖・敏腕プロデューサーの生涯と江戸のアーティストたちの謎を解き明かす 写楽・歌麿の仕掛人
- 著者名伊藤/賀一‖著
- 出版者Gakken
- 出版年2024.9
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 貸出累計0
書誌事項
- 書名ヨミコレイッサツデワカルツタヤジュウザブロウトエドブンカ
- 出版地東京
- 出版者Gakken
- 出版年2024.9
- 内容紹介江戸吉原の小さな地本問屋からスタートし、先見の明とべらぼうな熱量で、大衆文学や絵画をカルチャービジネスへと昇華させた蔦屋重三郎。喜多川歌麿、東洲斎写楽らを見出した江戸のメディア王の、波瀾万丈な人生を解き明かす。
- 著者紹介京都府生まれ。早稲田大学教育学部生涯教育学専修卒業。オンライン予備校『スタディサプリ』で高校日本史・歴史総合・倫理など9科目を担当。著書に「アイム総理」など。
- 目次第1章 メディア王・蔦屋重三郎の生涯
[略年表]享保の改革から蔦屋重三郎が没するまで
[図解]蔦屋重三郎の仲間たち
有徳院(徳川吉宗)の時代、江戸の吉原で生まれる
吉原の大門口の一角に地本問屋「耕書堂」を開店
編集者として『一目千本』を手掛け、経営者として『吉原細見』を独占
流行の兆しを見せ始めた黄表紙の出版に挑戦する
みずからを「蔦唐丸」と名乗り狂歌ブームを牽引する
幕府の政策を戯作で風刺し茶化した蔦屋重三郎のチャレンジ
次世代の育成を進め幻の浮世絵師「写楽」をデビューさせる
脚気を患い寝たきりとなった蔦重は47歳で最期を迎える
……ほか
第2章 敏腕プロデューサー「蔦重」のすごさ
成功へ導いた7つのキーワード
年長者へ礼を尽くして信用を得て次世代を育て積極的に登用する
世間の味方「蔦重」という粋な男を演じ、人々の心をとらえた
ピンチのあとにはチャンスあり! 危機を脱して再起する
軽視されていた大衆文学や絵画をべらぼうな熱量で事業化し成功する
第3章 謎の絵師「東洲斎写楽」
レンブラント、ベラスケスと並び称された写楽
10ヵ月の間に写楽が残した作品は、4期に分けられる
絵からはみ出した何かを感じさせる大首絵
全身像になり背景も細かく描かれるなど写楽の画風は変わっていく
……ほか
第4章 蔦重が見出した江戸のアーティスト
北尾重政
喜多川歌麿
葛飾北斎
朋誠堂喜三二
恋川春町
大田南畝
山東京伝
十返舎一九
曲亭馬琴
第5章 もっと知りたい! 江戸と蔦重
吉原ってどんなところ?
江戸の庶民が楽しんだ娯楽とは?
どんな印刷技術が使われた?
黄表紙ってどんな本?
草双紙・黄表紙のほかにどんな本があった?
蔦重も没頭したという狂歌とは?
蔦重に商売敵が多かったってホント?
……ほか