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書誌詳細

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倫理的なサイコパス ある精神科医の思索

  • 著者名尾久/守侑‖著
  • 出版者晶文社
  • 出版年2024.5

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 貸出累計5

所蔵事項

  • 請求記号493.7-オ
  • 貸出区分持出可能
  • 配架場所 図書館
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名ヨミリンリテキナサイコパス
  • 著者ヨミオギュウ,カミユ
  • ISBN9784794974242
  • 出版地東京
  • 出版者晶文社
  • 出版年2024.5
  • ページ217p
  • サイズ19cm
  • 件名精神医学
  • 内容紹介「予期せぬこと、焦ること、絶体絶命のピンチになること」であふれている精神科診療の現場で、著者は隠しきれない生身の自分を抱えながら試行錯誤し…。詩人としても活躍する医師による、ユーモラスで大まじめな臨床エッセイ。
    いつだって条件はそろわないし、予想通りにいかない
    それでも診療は進んでいく―――――
    精神科医として約10年、つねに頭をフル稼働させて格闘する日々を送る著者。
    「予期せぬこと、焦ること、絶体絶命のピンチになること」であふれている現場で、
    著者は隠しきれない生身の自分を抱えながら試行錯誤する。
    「切り捨ててしまったかもしれない部分をもう一度検討し直せる
    〝倫理的なサイコパス〟に私はなりたい――」
    H氏賞受賞の詩人としても活躍する医師による、
    ユーモラスで大まじめな臨床エッセイ。
    「ある程度までは、”医療”っぽくやることが可能だ。例えば薬を出したり、検査をしたりすれば、それらが私と患者さんを仲介してくれるし、“医者”役をやっていれば済むことも少なくない。しかし、どうしてもある場面では役ではなく“個”として患者さんに接さないといけない。応答を求められたときに思わず反応するのは、医者としての役割ではなく“個”だからだ」
    (本文より)
    頭木弘樹さん、推薦!
    「待合室の3時間待ちが、この本のおかげで一瞬だった。
    冒頭からひきこまれ、気がつけば尾久ワールド!
    医者と患者のあいだには深くて暗い溝があるが、
    そこに笑いの土のうを投げ込んでくれている」
  • 著者紹介東京都生まれ。横浜市立大学医学部卒業。精神科医、詩人。慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室助教。エルスール財団新人賞、「Uncovered Therapy」でH氏賞受賞。
  • 目次◆第1章 倫理的なサイコパス
    倫理的なサイコパス / 犠牲者の臨床 / ヨコヤとの戦い / ドロップアウト / 傷つき傷つけながら生きるのさ / 病気を診ずして病人を診よ / 守護霊論 / 七瀬ふたたび / いいひと。 / 思春期とSNSと私
    ◆第2章 破れ身の臨床
    破れ身 / ほとんどが無名 / 歯が命 / 多重関係 / 二刀流幻視 / 兄役 / 先生のツイートみてます / ルーティン / 美容外科医に学ぶ / 「ありのままの姿」役
    ◆第3章 知らんがな、社会問題
    社会問題って何 / メンタルかかりつけ医をつくる / MBTI / 「場」がなくなる / 身体に合わせる / 強制医療の悩み / 精神科医の書く一般書について / 道中不適応 / サプライズ / サイレントマジョリティー / 高いいね血症