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なぜテンプライソギンチャクなのか?

  • 著者名泉/貴人‖著
  • 出版者晶文社
  • 出版年2024.7

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 請求記号483.3-イ
  • 貸出区分持出可能
  • 配架場所 図書館
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名ヨミナゼテンプライソギンチャクナノカ
  • 著者ヨミイズミ,タカト
  • ISBN9784794974310
  • 出版地東京
  • 出版者晶文社
  • 出版年2024.7
  • ページ281p 図版10p
  • サイズ19cm
  • 件名いそぎんちゃく
  • 内容文献:巻末
  • 内容紹介海老天そっくりな謎の生物、極寒の地で絶滅したはずの亡霊…。日本一のイソギンチャク新種発見数を誇る若き分類学者が、これまで邂逅・命名したイソギンチャクの面白過ぎる生態と、破天荒な研究ストーリーを語り倒す。
    ”海老天”そっくりな謎の生物、極寒の地で絶滅したはずの”亡霊”、水族館の奥で15年間ひっそりと飼育されていた”怪物”────。
    日本一のイソギンチャク新種発見数を誇る若き分類学者が、これまで邂逅・命名したイソギンチャクとのエピソードと、激動の来し方をしゃべり倒す!
    「我、まさに、「イソギンチャク道」を究(きわ)めんとす。その〝生きざま〟を手に取ってご覧いただきたい。本書を読み終えたとき、皆さまも、イソギンチャク道の入り口に立っていること請け合いだ!」(「プロローグ」より)
    自慢、毒舌、ボケ・ツッコミ、何でもあり! 東大落研(おちけん)仕込みのべらんめえ新種発見伝、いざ、開幕!
  • 著者紹介千葉県船橋市生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。福山大学生命工学部・海洋生物科学科講師、海洋系統分類学研究室主宰。
  • 目次プロローグ 変人で偏屈なガキが、生物学を志すまで
    第1章 ひと夏の出逢い、そして伝説の始まり
        ~新種テンプライソギンチャク~
    〈再会~お前は、何者だぁ!?~/”文字通り”メスを入れろ/
    ラッキーナンバー、それは”8”/ヘン of ヘン~新属新種の誕生秘話~/
    一大生息地の発見/そして一大フィーバーへ/さらなる発見、続く研究/ほか〉
    コラム(1)「実家は裕福か?」~研究業界に飛び込む苦悩~
    第2章 震える極寒の海の〝亡霊〟
        ~80年ぶりの新発見・ホソイソギンチャク~
    〈謎の標本が送り付けられてきた/どっちがホソイソギンチャクでSHOW?
    ”亡霊”のイソギンチャク/吞気なオールスターキャスト、旅に出る/
    80年越しの再記載~新種発見と同じくらい大事な仕事~/ほか〉
    コラム(2)「どこの助教かと思ったよ」~研究者と落語研究会~
    第3章 最高のパートナー、その名は水族館
        新種チュラウミカワリギンチャク
    〈救いの神、カワリギンチャク類/思わぬ協力者の出現/
    予備水槽は宝の山~水族館の”控え組”~/ついに”怪物”とご対面!/
    水族館に15年いた新種/新分野「水族館生物学」の旗頭へ/ほか〉
    コラム(3)「どこがダメなんだ、言ってみろやぁ!」~博士号を取得する大変さ~
    第4章 よろずの研究の果てに……
        新科ヨツバカワリギンチャク科
    〈研究業、やめようかな……/沖縄を脱出せよ! やってきた”就活”/
    若干三十路の専任講師誕生!/カワリギンチャク研究の総決算へ/
    分類大系に大鉈を振るえ/まだまだあるぞ隠し玉! 秘蔵の種を先行公開!/ほか〉
    コラム(4)「YouTuberのDr.クラゲさんですよね!?」~研究者がYouTubeをやる理由~
    エピローグ 我がイソギンチャク道、まだまだ道半ば……。
    イソギンチャク図鑑(全23種)
    参考文献&ウェブページリスト
    【カラー付録】著者が新種記載、または再記載等に関わったイソギンチャク(一部)