設定

文字サイズ
標準
特大
背景色
標準

書誌詳細

紀伊國屋書店 のサイトで見る

キリン解剖記 ジュニア版 キリンの首の骨が教えてくれたこと

  • 著者名郡司/芽久‖著
  • 出版者ナツメ社
  • 出版年2022.1

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 貸出累計3

所蔵事項

  • 請求記号489.8-グ
  • 貸出区分持出可能
  • 配架場所 図書館
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名ヨミキリンカイボウキ
  • 著者ヨミグンジ,メグ
  • ISBN9784816371134
  • 出版地東京
  • 出版者ナツメ社
  • 出版年2022.1
  • ページ223p
  • サイズ21cm
  • 件名きりん(麒麟)
    動物解剖学
  • 内容文献:p222〜223
  • 内容紹介キリン好きの子どもだった著者が、「キリンの研究者」になるまでの約10年間の物語。2019年刊の同名書の漢字にふりがなをふり、キリンのひみつや研究者の仕事を紹介するビジュアルページと、動物関係者との対談も収録。
  • 著者紹介1989年生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。東洋大学生命科学部生命科学科助教。キリン博士。解剖学・形態学が専門。第7回日本学術振興会育志賞を受賞。

内容細目

タイトル 著者
この本を手にとってくれたあなたへ
ビジュアル 知っているようで知らないキリンのひみつ
 キリンってどんな生き物?/キリンは誰の親戚?/キリンの体の構造は?/キリンって何種類いるの?/キリンはどうして首が長いの?
第1章 キリンを解剖するには
 解剖はいつも突然に/解剖に必要な道具/まずは遺体の搬入から/首を解剖する/骨格標本の作り方
第2章 キリン研究者への道
 キリンとの出会い/分子生物学の時代の中で/「解剖男」との出会い/博物館と遺体/キリンの解剖、できますか?/初めてのキリン「夏子」/キリンの「解体」/「解剖」と「解体」
◆コラム 年上の動物
第3章 キリンの「解剖」
 愛しのニーナ/「解体」から「解剖」へ/初めての解剖/目の前に広がるキリンの首の筋肉/無力感/リベンジマッチ/筋肉の名前/ノミナを忘れよ/優れた観察者になるために/キリンのうなじのゴム
ビジュアル 研究者ってどんな仕事?
 研究って何?/私の研究方法は?/解剖の流れは?/なぜ解剖するの?/どうして解剖を始めたの?/なぜ比較が大事なの?/研究者になるには?/研究者のお仕事とは?
第4章 キリンの「何」を研究するか?
 キリンの頸椎は何個?/運命の論文とのすれ違い/元旦のキリン/ノイローゼの向こう側/キリンの首の驚くべき構造/闇に葬られた「キリンの頸椎8個説」/もしかして、動く?
◆対談 <動物にかかわる仕事 その1> 動物のことを多くの人に伝える仕事
◆コラム 遠藤先生との思い出
◆コラム 論文はタイムマシン
第5章 第一胸椎を動かす筋肉を探して
 首と胸とのあいだには/ピンチはチャンス/営業活動-キリンとオカピを求めて-/冷凍庫に眠る標本/待望のキリン/4日間の奮闘/第一胸椎を動かす筋肉を探せ/やはり見つからない筋肉
◆コラム キリンの角
◆対談 <動物にかかわる仕事 その2> 動物の命を守り元気にする仕事
第6章 胸椎なのに動くのか?
 肋骨があっても動くのだろうか?/託されたキリンの赤ちゃん/CTスキャン/名もなきキリン
◆コラム キリンの頭は石頭
第7章 キリンの8番目の「首の骨」
 オカピの解剖/第一胸椎を動かす仕組み/完璧な遺体-キリゴロウ-/青空解剖スペース/集大成のような解剖/ひとりで/キリンの特殊な第一胸椎の機能/「キリンの8番目の“首の骨”」説の提唱/そしてついに
第8章 キリンから広がる世界
 首とは何か?/卒業、受賞、解剖/子供の心をもったままで/キリンがいなくなる日/次なる研究
◆コラム キリン研究者の育て方
おわりに
この本を読んでくれたあなたへ
参考文献