一覧へもどる
書誌詳細
現代カタストロフ論 経済と生命の周期を解き明かす
- 著者名金子/勝‖著 児玉/龍彦‖著
- 出版者岩波書店
- 出版年2022.12
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 貸出累計0
書誌事項
- 内容紹介コロナ禍の中で見えてきた「周期的なカタストロフ」という問題。経済学と生命科学の専門家が、現在、日本と世界が陥っている危機のメカニズムを解き明かし、迫りくるカタストロフへの具体的対処法を示す。
- 著者紹介東京都生まれ。立教大学大学院経済学研究科特任教授。著書に「閉塞経済」ほか。
東京都生まれ。東京大学先端科学技術研究センターがん・代謝プロジェクトリーダー。共著に「考える血管」ほか。
- 目次 はじめに――「現代カタストロフ論」とは?
第一章 カタストロフはどのように起こるか
1 新しい時代が始まる
2 繰り返す変異株の波――リアルタイムの進化の観測
3 五〇年周期で起きる政治経済の大転換
4 生命科学の五〇年周期のパラダイムシフト
5 イノベーションと創造的破壊
6 五〇年周期の政治諸制度の変化
7 新しい政治的分断と格差・貧困の拡大
8 人口減少と社会保障費削減の悪循環
第二章 なぜカタストロフに行きつくのか?――周期のメカニズム
1 繰り返しながら変わっていくことの科学
2 なぜ変異株が周期的に襲ってくるのか?
3 周期的カタストロフをデータから解き明かす
4 重なり合うカタストロフ
5 経済を周期で見る景気循環論
6 従来の景気循環論の問題点
7 自壊に向かう循環
8 カタストロフの底へ向かう循環――戦争とパンデミックの時代
第三章 カタストロフから新しい世界を創る
1 グローバルな感染症と向き合う
2 少子高齢化に対応した新しい産業革命
3 先端産業の衰退を克服する
4 地域からエネルギーと情報と生活のフィードバックを
あとがき