水晶のピラミッド
- 著者名島田 荘司∥〔著〕
- 出版者講談社
- 出版年1994.12
貸出・返却・予約状況
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所蔵事項
書評
皆さんはアヌビスという冥府の使者をご存知でしょうか?高校生なら世界史で学習済みなので知っていると思いますが、アヌビスとは古代エジプトの死者の書に描かれている想像上の怪物です。それがなんと5000年の時を越え、アメリカに蘇ります。これだけで十分ホラーなのですが、面倒なことに空中30mの密室で男が海水で溺死するという怪事件が重なった上、そのすぐ近くには原寸大のピラミッドが建立されているという情報量満載のミステリー小説であるため、総ページ数は驚異の700ページ超え。手に取るだけで気が遠くなるような厚さ。作品ですが、大変読み応えのある作品で、読み始めたたら止まりません。島田荘司ならではの大どんでん返しは鳥肌者です。本作は舞台は8月、読むなら夏のうちにお忘れなく。ところで、本シリーズの名探偵は姓を御手洗というのですが、なんて読むのか分かりますか?
- 記入者80期 H君
- 記入日2021年06月08日
書誌事項
- 書名水晶のピラミッド
- 書名ヨミスイショウノピラミッド
- 著者名島田 荘司∥〔著〕
- 著者ヨミシマダソウジ
- 叢書名講談社文庫
- 副叢書名〔御手洗潔シリーズ〕
- ISBN4061858416
- 出版地東京
- 出版者講談社
- 出版年1994.12
- ページ741p
- サイズ15cm
- 価格\757