オリンピックと商業主義
- 著者名小川 勝∥著
- 出版者集英社
- 出版年2012.6
貸出・返却・予約状況
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所蔵事項
書評
東京オリンピックを開催すべきか否かという問いを最近よく耳にする。そこで切っても切り離せないのはお金の問題である。オリンピックは回数を重ねるごとに巨大化し、それに伴い開催費用も莫大に膨れあがってきた。一体そのお金は誰が負担しているのだろうか。オリンピックの会場には広告看板が設置されない。このような点で伝統のあるアスリートの崇高な祭典としての格調高さが窺えるが、舞台裏では膨大な放映権料やスポンサー料が流れている。本書ではオリンピック擁護。批判といった偏った立場ではなく、中立の立場から、オリンピックの懐事業が解説されている。
- 記入者80期 K君
- 記入日2021年06月08日
書誌事項
- 書名オリンピックと商業主義
- 書名ヨミオリンピックトショウギョウシュギ
- 著者名小川 勝∥著
- 著者ヨミオガワマサル
- 叢書名集英社新書
- 叢書番号0645
- ISBN4087206456
- 出版地東京
- 出版者集英社
- 出版年2012.6
- ページ220p
- サイズ18cm
- 価格\740
- 件名オリンピック
スポーツ産業
- 内容文献:p218~220
- 内容紹介オリンピックの舞台裏では莫大な放映権料やスポンサー料がIOCの懐を潤している。オリンピックが「商業主義」を実践するのは是なのか非なのか。五輪礼賛でも金権批判でもないスタンスで、この問題を深く掘り下げる。
- 著者紹介<小川勝>1959年生まれ。青山学院大学理工学部卒業。スポーツニッポン新聞社編集委員を経て、スポーツライターとして独立。著書に「幻の東京カッブス」「イチローは「天才」ではない」など。