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少年が来る

  • 著者名ハン/ガン∥著 井手/俊作∥訳
  • 出版者クオン
  • 出版年2016.10

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号00019418
  • 請求記号929.1-ハン-1LIT
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書資料 - 和書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所9 文学 Literature
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名少年が来る
  • 書名ヨミショウネンガクル
  • 著者名ハン/ガン∥著 井手/俊作∥訳
  • 著者ヨミハン,ガン
  • 叢書名新しい韓国の文学
  • 叢書番号15
  • ISBN9784904855409
  • 出版地東京
  • 出版者クオン
  • 出版年2016.10
  • ページ275p
  • サイズ19cm
  • 価格2500
  • 内容文献あり
  • 内容紹介1980 年5月18 日、韓国全羅南道の光州を中心として起きた民主化抗争、光州事件。戒厳軍の武力鎮圧によって5月27日に終息するまでに、夥しい数の活動家や学生や市民が犠牲になった。抗争で命を落とした者がその時何を想い、生存者や家族は事件後どんな生を余儀なくされたのか。その一人一人の生を深く見つめ描き出すことで、「韓国の地方で起きた過去の話」ではなく、時間や地域を越えた鎮魂の物語となっている。
    光州事件から約三十五年。あのとき、生を閉じた者の身に何が起きたのか。生き残った者は、あれからどうやって生きてきたのか。未来を奪われた者は何を思い、子どもを失った母親はどんな生を余儀なくされたのか。三十年以上の月日を経て、初めて見えてくるものがある―。丹念な取材のもと、死者と生き残った者の声にならない声を丁寧に掬いとった衝撃作。『菜食主義者』でマン・ブッカー賞国際賞に輝いた著者渾身の物語。
  • 著者紹介【ハン・ガン】1970年、韓国・光州生まれ。延世大学国文学科を卒業後、1993年に季刊『文学と社会』に詩を発表、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し文壇デビューした。長編小説に『黒い鹿』など、詩集に『引き出しに夕暮れをしまいこんだ』、散文集に『そっと静かに歌う歌』などがある。これまでに韓国小説文学賞、今日の若い芸術家賞、李箱文学賞、東里文学賞などを受賞し、2016年『菜食主義者』はイギリスの文学賞、マン・ブッカー賞国際賞に選ばれた。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
    【井手俊作】1948年、福岡県生まれ。1974年、早稲田大学政治経済学部卒。新聞社勤務を経て2009年に韓国文学作品の翻訳を始める。訳書に崔仁浩の小説集『他人の部屋』と小説『夢遊桃源図』。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 目次一章 幼い鳥                   
    二章 黒い吐息                  
    三章 七つのビンタ                
    四章 鉄と血                   
    五章 夜の瞳                   
    六章 花が咲いている方に             
    エピローグ 雪に覆われたランプ          
    訳者あとがき