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そんな言葉があることを忘れていた

  • 著者名せきしろ∥著
  • 出版者左右社
  • 出版年2024.8

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号00019421
  • 請求記号911.3-セキ-1LIT
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書資料 - 和書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所9 文学 Literature
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名そんな言葉があることを忘れていた
  • 書名ヨミソンナコトバガアルコトオワスレテイタ
  • 著者名せきしろ∥著
  • 著者ヨミセキシロ
  • ISBN9784865284256
  • 出版地東京
  • 出版者左右社
  • 出版年2024.8
  • ページ245p
  • サイズ19cm
  • 価格2300
  • 内容紹介「十七時が明るい春になる」、「和菓子で知る春は甘く」、「無言続き春の音が良く聞こえる」
    『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』など、又吉直樹とともに自由律俳句作家として活躍するせきしろ・初の単独句集。郷愁の極北をゆく全320句。

    枠の中で生きられなかった俳人が定型ではなく自由律を志すことに必然性を感じるが、せきしろさんも平穏無事に社会生活を送れる感性ではない。やはり、せきしろさんも自由律を選んだのではなく、魂の形がすでに自由律だったのだろう。
    ――又吉直樹(解説より)

    【収録句より】
    走る春の小学生に追い抜かれる
    シンクで水が跳ねて響く内見
    免許証コピーしただけで熱いサドル
    盆踊りをやっている気配がすごい
    風やんで夏がもうない
    お湯が沸いて憂鬱が中断
    漫画のスカジャンを着た人が怒っている
    あなたの牡蠣は小さいから二個と仕切る人がいる
    この静けさは雪だろうと窓へ
    死が約束を破る
    消える前に一句
    誰もいなくなったとしても故郷