書誌詳細
紀伊國屋書店
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手紙・絵画・写真でたどるオスカー・ワイルドの軌跡 世紀末を翻弄した言葉の奇才
- 著者名ジュリエット・ガーディナー∥著 宮崎/かすみ∥訳
- 出版者マール社
- 出版年2023.11
所蔵事項
- 登録番号00019438
- 請求記号930.2-ガー-1LIT
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書資料 - 和書
- 所蔵館本館
- 配架場所9 文学 Literature
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- 書名手紙・絵画・写真でたどるオスカー・ワイルドの軌跡 世紀末を翻弄した言葉の奇才
- 書名ヨミテガミカイガシャシンデタドルオスカーワイルドノキセキ
- 著者名ジュリエット・ガーディナー∥著 宮崎/かすみ∥訳
- 著者ヨミガーディナー,ジュリエット
- 原書名原タイトル:The Illustrated Letters of Oscar Wilde
- ページ160p
- サイズ19×25cm
- 価格3300
- 内容紹介豊富な図版と共に、作家本人と彼をとりまく人々の言葉を通して、唯美主義者オスカー・ワイルドの生涯をたどるビジュアル伝記。イラストレーターのチャールズ・リケッツとの舞台の仕事など、分野を越境するワイルドの交流を浮かび上がらせる。
「「私は誰かのことを崇拝したことなどありません。自分以外は」
『サロメ』『幸福な王子』『ドリアン・グレイの肖像』など、
数々の著作と名句で知られるオスカー・ワイルド。
本書は、ビアズリー、ロートレック、風刺画家マックス・ビアボームが
描いたワイルドのスケッチなど豊富な図版と共に、作家本人と
彼をとりまく人々の言葉を通して、唯美主義者オスカー・ワイルドの
生涯をたどるビジュアル伝記である。
イラストレーターのチャールズ・リケッツとの舞台の仕事、
作家アンドレ・ジッドとの友情や画家ホイッスラーとの確執……
分野を越境するワイルドの交流は、彼が生きた世紀末芸術の世界をも
立体的に浮かび上がらせる。
恋人ボウジーの父・クイーンズベリー侯爵を筆頭とする
“保守的なイギリス社会”との戦いや、猥褻罪による逮捕と
同性愛裁判後の日々の克明な記録も必読。
世紀末に常識と偽善を鋭く突いたワイルドが語り、書いた
彼自身の物語は今もなお、鳴り響いている。
【川本直さん(小説家・文芸評論家)推薦文】
世紀末芸術の異端児オスカー・ワイルドの美と反逆に彩られた生涯をたどる絢爛たる絵巻。この豪奢な書物はワイルドの愛読者必携であり、ワイルド入門としても最良の書である。
- 著者紹介【ジュリエット・ガーディナー】イギリスの歴史家、History Today誌の元編集長。Penguin Book of Historyなどの著作がある。また、映画Atonement(『贖罪』)の歴史考証を担当したほか、ラジオやテレビに専門家として出演することが多い。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【宮崎かすみ】1961年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。横浜国立大学准教授等を経て、現在、和光大学表現学部教授。専攻は英文学・比較文学。著書に『百年後に漱石を読む』(トランスビュー)等がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)