書誌詳細
紀伊國屋書店
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崩壊する日本の公教育
- 著者名鈴木/大裕∥著
- 出版者集英社
- 出版年2024.10
所蔵事項
- 登録番号00019622
- 請求記号373-ス-1SOC
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書資料 - 和書
- 所蔵館本館
- 配架場所3 社会科学 Social Scienses
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- 書名崩壊する日本の公教育
- 書名ヨミホウカイスルニホンノコウキョウイク
- 内容紹介安倍政権以降、「学力向上」や「愛国」の名の下に政治が教育に介入し始めている。
その結果、教育現場は萎縮し、教育のマニュアル化と公教育の市場化が進んだ。
学校はサービス業化、教員は「使い捨て労働者」と化し、コロナ禍で公教育の民営化も加速した。日本の教育はこの先どうなってしまうのか?その答えは、米国の歴史にある。新自由主義に侵された米国の教育「改革」の惨状を告発した著者が、米国に追随する日本の教育政策の誤りを指摘し、あるべき改革の道を提示する。
- 著者紹介1973年、神奈川県生まれ。教育研究者。16歳で渡米し、1997年コールゲート大学教育学部卒業、1999年スタンフォ―ド大学教育大学院修了。帰国後、千葉市の公立中学校で英語教師として勤務。2008年に再渡米し、コロンビア大学教育大学院博士課程へ。2016年、高知県土佐町へ移住、2019年に町議会議員となり、教育を通した町おこしを目指しつつ、執筆や講演活動を行なっている。著書に『崩壊するアメリカの公教育』(岩波書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 目次第1章 「お客様を教育しなければならない」というジレンマ―新自由主義と教育
第2章 人が人でなくなっていく教育現場―教員の働き方改革の矛盾
第3章 新自由主義時代の「富国強兵」教育と公教育の市場化―政治による教育の「不当な支配」
第4章 「自由」の中で不自由な子どもたち―コロナ禍が映し出した教育の闇と光
第5章 「教師というしごとが私を去っていった」―教育現場における「構想」と「実行」の分離
終章 「遊び」のないところから新しい世界は生まれない