日本とフランスのカワイイ文化論 なぜ私たちは「かわいく」なければならなかったのか
- 著者名高馬/京子∥著
- 出版者明石書店
- 出版年2025.2
貸出・返却・予約状況
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号00019837
- 請求記号361-コ-1SOC
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書資料 - 和書
- 所蔵館本館
- 配架場所3 社会科学 Social Scienses
- 所蔵状態所蔵
ブックリスト
書誌事項
- 書名日本とフランスのカワイイ文化論 なぜ私たちは「かわいく」なければならなかったのか
- 書名ヨミニホントフランスノカワイイブンカロン
- 著者名高馬/京子∥著
- 著者ヨミコウマ,キョウコ
- ISBN9784750358901
- 出版地東京
- 出版者明石書店
- 出版年2025.2
- ページ348p
- サイズ19cm
- 価格3200
- 件名サブカルチャー-日本-歴史
サブカルチャー-フランス-歴史
- 内容文献あり
内容:日本における「かわいい」の変遷. フランスにおける「kawaii」に対する若者の言説、および、メディア言説を通して構築された「kawaii」表象の変遷. フランスにおける「kawaii」ファッションの構築と伝達. フランスにおける「かわいい」未熟な日本女性像の変遷. なぜ私たちはかわいくなければならなかったのか
- 内容紹介1970年代以降、日本文化の特質として語られてきた「かわいい」という概念の日本における位置づけの変遷を追う論集。それが海外とくにフランスで、クールなポップカルチャーとして受容されていく様を、ジェンダーの観点も交えて社会学的に考察する。
世界のポップカルチャーを変えた「kawaii」の謎を解き明かす。一九七〇年代から今日に至るまで、時代や日本内外の場所によって、かわいい/カワイイ/kawaiiと表記を変え、様々な意味合いで使われてきたこの概念を、地域・時代・ジェンダー規範・民族・年齢・次元など、超えることができないと思われてきた既存の枠組みを超えて形成される「超域文化」としてとらえ直す。
- 著者紹介ファッション業界広報に従事後、パリエスト・クレテイユ大学DEA、大阪大学言語文化研究科修了(言語文化学博士)。リトアニアの大学での研究・教育活動、国際日本文化研究センター外国人研究員を経て、現在、明治大学情報コミュニケーション学部専任教授、国際交流担当副学長。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 目次第1章 日本における「かわいい」の変遷(二〇世紀末の「かわいい」論―卒業すべき「かわいい」;二〇一〇年前後の「kawaii」をめぐる論考―否定されるべきものから肯定されるものへ ほか)
第2章 フランスにおける「kawaii」に対する若者の言説、および、メディア言説を通して構築された「kawaii」表象の変遷(日本文化に精通していた若者たちの言説によって構築され始めた「kawaii」;フランスの新聞によって世論として扱われる「kawaii」)
第3章 フランスにおける「kawaii」ファッションの構築と伝達(フランスを軸に二〇〇六年頃から展開していく「kawaii」ファッション;「kawaii」ファッションの着用者、実践者の言説 ほか)
第4章 フランスにおける「かわいい」未熟な日本女性像の変遷(小さくてかわいいmousm´e(ムスメ)の誕生
現代フランスにおけるkawaii、sh^ojoの表象 ほか)
第5章 なぜ私たちはかわいくなければならなかったのか(「なぜ私たちはかわいくなければならなかったのか」について考える;超域文化としての現代「日本」文化の形成と伝達―フランスにおけるkawaiiの受容を通して)
内容細目
| タイトル | 著者 | ページ |
| 日本における「かわいい」の変遷 | ||
| フランスにおける「kawaii」に対する若者の言説、および、メディア言説を通して構築された「kawaii」表象の変遷 | ||
| フランスにおける「kawaii」ファッションの構築と伝達 | ||
| フランスにおける「かわいい」未熟な日本女性像の変遷 | ||
| なぜ私たちはかわいくなければならなかったのか |