書誌詳細
紀伊國屋書店
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戦下のレシピ 太平洋戦争下の食を知る
- 著者名斎藤/美奈子∥著
- 出版者岩波書店
- 出版年2015.7
所蔵事項
- 登録番号00020182
- 請求記号B383-サ-1SOC
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書資料 - 和書
- 所蔵館本館
- 配架場所3 社会科学 Social Scienses
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- 書名戦下のレシピ 太平洋戦争下の食を知る
- 書名ヨミセンカノレシピ
- 叢書名岩波現代文庫
- 副叢書名社会
- 副叢書番号291
- ページ185,10p 図版16p
- サイズ15cm
- 価格1110
- 件名食生活-日本-歴史-昭和前期
太平洋戦争(1941~1945)
- 内容紹介配給、節米、代用食…。太平洋戦争下の婦人雑誌に掲載された料理記事を通して、銃後の暮らしを考える。再現料理もカラーで紹介したガイドブック。2002年発行同書に、敗戦後の食糧事情を付記して文庫化。
一五年戦争下の婦人雑誌に掲載された料理記事を通して、銃後の暮らしや戦争について知るための「読めて使える」ガイドブック。
十五年戦争下の婦人雑誌の料理記事は、銃後の暮らしをリアルに伝える。配給食材の工夫レシピから、節米料理の数々、さまざまな代用食や防空壕での携帯食まで、人々が極限状況でも手放さなかった食生活の知恵から見えてくるものとは?再現料理もカラーで紹介。「食」を通して「戦争」を考えるための「読めて使える」ガイドブック!文庫版では敗戦後(占領期)の食糧事情を付記した。
- 著者紹介斎藤美奈子[サイトウミナコ]
1956年、新潟県生まれ。文芸評論家。94年、『妊娠小説』でデビュー。文芸評論、社会評論、書評などを幅広く執筆。2002年、『文章読本さん江』で第一回小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 目次1 昭和のモダンな食文化(戦前のレシピ)(農村の食と都市の食;婦人雑誌と家庭の料理)
2 総力戦は節米から(日中戦争下のレシピ)(料理にも大東亜共栄圏の影;節米料理ってなんだ;官民あげての節米ブーム;なぜ米が足りなかったのか;栄養基準という皮肉)
3 お台所の戦闘配置(太平洋戦争下のレシピ)(配給時代の食生活戦争;たんぱく源を結集させろ!;食糧戦を勝ち抜こう;米とうどんのアクロバット;トントントンカラリと共同炊事;小春日和の手作りおやつ)
4 壮絶な決戦非常食(空襲下のレシピ)(戦争末期はサバイバル;いもとかぼちゃの下剋上;こんなものまで食べていた!;こんろも調味料も代用品;空襲警報が鳴ったら)
5 戦争と食生活(焼け跡のレシピ)(戦下のレシピから見えるもの;なぜ戦争は食糧難を招くのか)