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書誌詳細
紀伊國屋書店
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わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 中村哲が本当に伝えたかったこと
- 著者名中村/哲∥著
- 出版者NHK出版
- 出版年2021.10
所蔵事項
- 登録番号00020393
- 請求記号333-ナ-1SOC
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書資料 - 和書
- 所蔵館本館
- 配架場所3 社会科学 Social Scienses
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- 書名わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 中村哲が本当に伝えたかったこと
- 書名ヨミワタシワセロヒキノゴーシュ
- 出版地東京
- 出版者NHK出版
- 出版年2021.10
- 件名中村/哲(1946-2019)
国際協力(日本)-アフガニスタン
- 内容紹介25キロの用水路を拓き、65万人の命をつないだ医師は、何を語ったのか
2019年12月4日、アフガニスタンで銃撃され亡くなられた医師・中村哲さん。本書は、中村さんが出演したNHK「ラジオ深夜便」の6番組より、インタビューに答えるその肉声を忠実に再現するものです。ハンセン病根絶計画から、空爆下の診療所開設と水源確保事業、そして用水路開通まで。「長年の活動の原動力は何でしょうか?」という問いに対して、中村さんは自らを、宮沢賢治の童話の主人公「セロ弾きのゴーシュ」にたとえました。本書には、本人が執筆したらおそらく触れなかったと思われる感慨や本音が随所に表れています。自身について多くを語らなかった医師・中村哲の心の内を知ることのできる貴重な証言の記録です。
2019年12月4日にアフガニスタンで銃撃され亡くなった医師・中村哲さんが、NHK「ラジオ深夜便」で語った魂の記録―。中村哲が本当に伝えたかったこと。
- 著者紹介中村哲[ナカムラテツ]
1946年福岡県生まれ。医師・PMS(平和医療団・日本)総院長。九州大学医学部卒業。日本国内の病院勤務を経て、84年にパキスタンのペシャワールに赴任。以来、ハンセン病を中心とした貧困層の診療に携わる。86年よりアフガニスタン難民のための医療チームを結成し、山岳無医地区での診療を開始。91年よりアフガニスタン東部山岳地帯に3つの診療所を開設し、パキスタン、アフガニスタン両国にまたがり活動する。98年には基地病院PMSを設立し、2000年からは診療活動と同時に、大旱魃に見舞われたアフガニスタン東部での水源確保のために井戸掘削とカレーズ(地下水路)の復旧を行う。03年より09年にかけて全長25キロメートルに及ぶ潅漑用水路を建設。マグサイサイ賞「平和と国際理解部門」、福岡アジア文化賞大賞など受賞多数。2019年12月4日、アフガニスタンジャララバードで凶弾に倒れる。享年73(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 目次第一章 ハンセン病根絶を目指して (1996年2月22日 中村哲49歳)
第二章 もの言わぬ民の命を (2002年2月16日 中村哲55歳)
第三章 アリの這う如く (2004年6月5日 中村哲57歳)
第四章 命の水 (2005年8月20日 中村哲58歳)
第五章 難民と真珠の水 (2006年9月16日 中村哲60歳)
第六章 開通した命の用水路 (2009年12月5日 中村哲63歳)
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