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雑誌詳細
2023/08 [巻数]28 [号数]8号 [通巻番号]425
- 巻数28
- 号数8号
- 通巻番号425
- 年月号2023/08
- 特集記事
-
- 第1特集
夏ははじめるのによいタイミング!
トイレ排泄が学べてしまうおむつなし育児
「うちの子、まだおむつが外れていない」
「もうすぐ入園なのに……」
いま、子どもの「トイレトレーニング」に
悩む大人が増えています。
でも、排泄は本来「がんばって練習するもの」
ではなく、生理現象。
自立までの道のりも個人差が大きいのが通常です。
そこで今回ご紹介するのが、
排泄を通したコミュニケーションを大切にする
「おむつなし育児」と、
子どもが自ら排泄を学んでいく
「トイレットラーニング」です。
両者の共通点である「子ども主体」の
排泄のあり方について、あらためて考えます。
●あかちゃんからのおむつなし育児
和田智代さん(おむつなし育児研究所所長)
いま「おむつなし育児」が注目されています。
あかちゃんの頃からおむつに頼りすぎず、
なるべくおむつの外で、気持ちのいい排泄を経験してもらおう
という考え方がベースにあります。
最近は保育園での導入も広がりつつあるという
「おむつなし育児」の魅力や具体的な方法についてうかがいました。
●わがやのおむつなし育児と布おむつ
関由佳さん(医師)
おむつなし育児と布おむつ、
そしてときどき紙おむつも。
子どもの誕生時からじょうずに使い分けて、
排泄まわりで苦労は感じなかった、と
医師の関由佳さんは言います。
子ども主体で自然な排泄習慣を考えれば、
おむつなしが理にかなう、
その理由をお話いただきました。
●子どもが輝くトイレットラーニング
石田登喜恵さん(AMI国際モンテッソーリ協会教師)
「子どもがひとりでできるように手伝って」
というスタンスで向き合うモンテッソーリ教育の現場では、
排泄の自立を促す「トイレットラーニング」が行われています。
「子どもは生まれもって自ら学ぶ力がある」。
そんなモンテッソーリ教育の考えに基づいた
子ども主体の「ラーニング」です。
●パンツおまるトイレの絵本
編集部まとめ
パンツをはくこと、
おまるやトイレで用を足すこと……
大人にとってはなんてことのない日常動作も、
子どもにとっては大仕事。
日々チャレンジし続ける子どもたちと一緒に読みたい、
絵本の応援団を紹介します。
第2特集
電磁波過敏症の経験からおそわる
子どもが心配電磁波の被ばく
スマートフォンをもたないひとはいないのでは、というくらい
電波を身近に持ち歩く時代になりました。
また、電気機器が無線LANとつなげられ、常時接続も増えています。
こうした電気機器からは、電磁波が生じていますが
その電磁波が、健康に影響を与えていることが知られてきました。
わたしたちを囲む電磁波の影響について、専門家にうかがいます。
●お話:加藤やすこさん(環境ジャーナリスト)
【役立つ連載がたくさん! 】
●モンテッソーリ教師あきえさんが毎月ていねいに解説する「きょうからできるモンテッソーリ」
●国光美佳さんが全国の取り組みを紹介する「ミネラル・オーガニック給食の園だより」
●絵本の紹介も! 落合恵子「また木を植えてみようじゃないか」
●きょうの献立はこのページで決定!「きょうのひと皿31品」
●小鮒ちふみさんの「子ども養生通信」
●藤原辰史さんの「チンプンカンプン大学・育(いく)学部」
●山下直樹 さんの「『気になる子』のためのわらべうた」
●本間真二郎さんの「子ども病院」
●伊達伯欣さんの「Dr.ミュージシャン・パパの かぞくのための『こころ』と漢方」
●映画やアートの情報欄ーPetitJourney
●育児世代のためのニュース解説ーCooyon eyes
●今月の絵本
●Book Review
●みんなのトークひろば
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