書誌詳細
紀伊國屋書店
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日本列島にせまる脅威巨大地震はなぜおきるのか
- 著者名遠田晋次監修
- 出版者ニュートンプレス
- 出版年2026.1
所蔵事項
- 登録番号50081201
- 請求記号Yy-地震災害-地震災害-ニホン2026
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 単行本
書誌事項
- 書名日本列島にせまる脅威巨大地震はなぜおきるのか
- 書名ヨミニホンレットウニセマルキョウイキョダイジシンワナゼオキルノカ
- 叢書名Newton本当に感動するサイエンス超入門!
- 叢書番号10
- ISBN9784315529869
- 言語コードjpn
- 出版地東京
- 出版者ニュートンプレス
- 出版年2026.1
- 件名地震
地震災害
災害資料 , 平成23年3月11日 2011/03/11 , 東北地方太平洋沖地震 , 東日本大震災 , 地震災害 , 津波災害 , 北海道 , 東北地方 , 関東地方 , EQ-2011-000028-JPN
災害資料 , 令和6年1月1日 , 2024/01/01 , 令和6年能登半島地震 , 能登群発地震 , 地震災害 , 津波災害 , 土砂災害 , 石川県 , 新潟県 , 福井県 , 富山県 , 珠洲市 , 能登町 , 七尾市 , 輪島市 , 志賀町 , 液状化現象
- 内容【出版社内容情報】
2011年の東日本大震災( 東北地方太平洋沖地震)、2016年の熊本地震、2024年の能登半島地震など、日本列島はたびたび大きな地震に襲われています。また「南海トラフ巨大地震」や「首都園直下地震」など、大きな被害が想定される大地震への警戒も、高まる一方です。
本書はそんな〝地震大国〟日本に住む私たちが知るべき地震のメカニズムを、くわしく解説した1冊です。地震・津波発生のしくみや、近年とくに発生確率が高いと予想されている、南海トラフ巨大地震・首都園直下地震の最新の被害想定、富士山噴火と地震の連動についてなどを、最新情報をまじえて説明します。また巨大地震発生から最初の3分、次の5分ですべきことといった、具体的な被害想定や対策も紹介しています。
地震への備えは、私たち日本人にとって避けて通ることができない重要な課題です。本書が必ずやってくる巨大地震に備え、被害を軽減するための一助となれば幸いです。
【目次】
はじめに
第1章 地震の基礎知識
日本は世界有数の地震大国
多くの巨大地震は「プレート境界」で発生する
「沈みこみ帯」では4種の地震がおこる
新幹線並みの速さで巨大津波が押し寄せる
活断層は日本各地に存在する
地表の痕跡が活断層の場所を示す
マグニチュードと地震のエネルギー
「速報」ができる理由と〝空振り〟がおきる理由
第2章 いつ来てもおかしくない、南海トラフ巨大地震
南海トラフ巨大地震とは何か
南海トラフ巨大地震がおきるメカニズム
南海トラフ巨大地震は、いつ発生してもおかしくない
1週間の「巨大地震注意」はなぜ発表された?
被害想定は津波30メートル、死者29万人以上に改定
都市を襲う津波
南海トラフ巨大地震の震源域ではじまった、新たな観測
深部探査船「ちきゅう」と南海トラフ
第3章 首都圏巨大地震はいつどこでおきるのか?
関東地方の下はプレートが重なり合う〝地震の巣〟
関東大震災をおこした「関東地震」は、また必ずやってくる
プレート境界の範囲によってはM8.7に達する
元禄型地震の再来間隔は、最短1200年と判明
M7級の地震は、いつどこでおきてもおかしくない
未曾有の被害が予想される「都心南部直下地震」
首都直下地震のあらたな仮説「関東フラグメント」
大地震は連鎖する
屋内外の耐震化とハザードマップの活用
巨大震発生から最初の3分、次の5分ですべきこと
最低3日間はしのげる準備をしておこう
第4章 東日本大震災の真相にせまる
なぜ東北地方太平洋沖地震はおきたのか
M9の地震はほんとうに想定外だったのか
想定外の場所が、一気に50メートル以上ずれ動いた
被害を拡大させた、2段階の津波
東日本大震災は1か月前からはじまっていた
「巨大なアスペリティ」以外にも、M9となった原因はいくつかあった?
第5章 能登半島巨大地震はなぜおきたのか
M3.5以上の余震は1月4日までに400回
最大加速度は「3.11」に匹敵する2828ガル
群発地震は2020年12月からつづいていた
群発地震のきっかけは「地下で上昇した流体」?
わずか40秒で一気にずれ動いた「逆断層」
能登半島北岸でおきた4000年分の大規模隆起
富山湾を地震の1分後に襲った津波には、海底の「斜面崩壊」が関連している?
沿岸の活断層に対する予測と対策が急務
第6章 地震と連動するかもしれない富士山噴火
噴火にはさまざまなタイプがある
1707年、南海トラフ巨大地震の49日後に富士山が大噴火した
超巨大地震が噴火を誘発することがある
南海トラフ巨大地震の直後におきた宝永噴火はどのような噴火だったのか
記録的大噴火がおきた場合の被害状況
富士山はいつ噴火してもおかしくない
巨大地震と富士山噴火の連動でおこる、未曾有の複合災害
資料/全国の活断層