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書誌詳細

歴史に「何を」学ぶのか

  • 著者名半藤/一利‖著
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2017.8

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数2
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計3

所蔵事項

  • 登録番号BUFFET083
  • 請求記号は-13-210-H
  • 貸出区分HR
  • 蔵書区分ぶくぶくヨムヨム - BooKBuffet本棚
  • 所蔵館BB
  • 配架場所 スタッフルーム
  • 所蔵状態所蔵

  • 貸出状況 貸出中
  • 返却予定 2025年11月28日
  • 登録番号M00026201
  • 請求記号YA-210-H
  • 貸出区分貸出許可
  • 蔵書区分図書 - 図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 YA新書
  • 所蔵状態所蔵

  • 貸出状況 貸出可能

ブックリスト

書誌事項

  • 書名歴史に「何を」学ぶのか
  • 書名ヨミレキシニナニオマナブノカ
  • 著者名半藤/一利‖著
  • 著者ヨミハンドウ,カズトシ
  • 叢書名ちくまプリマー新書
  • 叢書番号282
  • ISBN9784480689870
  • 国名コードJP
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2017.8
  • ページ254p
  • サイズ18cm
  • 価格¥880
  • 件名日本-歴史
  • 内容紹介天皇はなぜ退位を望んだのか。戦前の昭和史と現代、何が似ているのか-。昭和史の大家が、「いま」を考えるために歴史へアプローチし、歴史を知ることの面白さと大切さを伝える。
  • 著者紹介1930年生まれ。東京大学文学部卒業。『文藝春秋』『週刊文春』編集長、専務取締役を経て、作家。「漱石先生ぞな、もし」で新田次郎文学賞、「ノモンハンの夏」で山本七平賞受賞。

内容細目

タイトル 著者 ページ
はじめに 歴史にまつわる不思議
 (一)ニホンとニッポン
 「大日本は神国なり」/「ホン」と「ポン」/国号の読み方/読みを統一しようとしたけれど
 (二)狛犬さんと仁王さま
 あ、うん
第一話 天皇退位問題について
 (一)皇太子殿下の戦争体験
 天皇陛下の意思表明/光格天皇のこと/あるべき天皇像を追い求めて/わたくしの推理/明仁天皇の戦争体験
 (二)わたくしの戦争体験
 三月十日夜の大空襲/中川のたもとから/すべてが焼尽したあとに/新しい皇位継承のかたち
第二話 大好きな歴史上の人物
 (一)「鬼貫太郎」のこと
 わたくしの好きなふたりの人物/ポツダム宣言受諾をめぐって/一難去ってまた/二度目の聖断/ボロ船を漕ぎつけて/死をも覚悟して
 (二)勝っつぁんの深謀遠慮
 江戸八百八町を火の海に/西郷隆盛、西へ東へ/将を射んとせば/籠絡された英国公使/誠心誠意、命がけ
第三話 歴史探偵を名乗るまで
 (一)隅田川の畔にて
 隅田川で産湯をつかい/講談と浪花節/ボートと青春/新聞社を受け損なって/隅田川河畔に立つ石碑
 (二)坂口安吾さんと伊藤正徳先生
 坂口安吾とすごした一週間/安吾と天皇と愛国心/歴史探偵術を伝授された夜/七日ぶりに社に戻り/伊藤正徳をアシストして/『日本のいちばん長い日』誕生前夜
 (三)『日本のいちばん長い日』のこと
 運命の大座談会/終戦経緯、本格取材開始/増刷を重ね、ついに映画に/その後の『日本のいちばん長い日』
第四話 日露戦争と夏目漱石
 (一)反薩長史観の『幕末史』
 筆一本となってから/めぐってきた好機/薩長がやったことを裏から見ると/幸運な時間を無駄にして/慌ててはじめた国づくり/なにより軍事優先となって
 (二)「四十年史観」について
 新興国日本とアジア情勢/日露戦争後の過ち/隠された日本海海戦の真実/軍事大国化を選択したとき/異彩を放つ言論人/戦後四十年目に
 (三)「亡びるね」という予言
 夏目漱石が見た“自惚れのぼせ”/時計が日本にやってきて/時計と漱石/大和魂に鼻白んで/自惚れた日本人/漱石の怒りと嘆き
 (四)日露戦争後の日本
 平成二十九年にベトナムで
第五話 「歴史はくり返す」か
 (一)人間はあまり変わらない
 歴史の似姿/人類初の世界大戦/第一次世界大戦後に起きたこと/アメリカの繁栄とグローバリズム/崩壊は突然に/フーバー米大統領の政策転換/予感と憂い
 (二)昭和史のおさらい
 石原莞爾という軍人/スターリンのソ連の動き/計画通りに満洲事変勃発/そのときのアメリカは?/戦火が上海に飛び火して/反日・反米の盛り上がり/アメリカ討つべしの狼煙/沸騰と冷却のあとに/ドイツでおきたこと/権力掌握後のヒトラー/なぜ暴走を許したか
おわりに 「歴史に学ぶ」ということ
 (一)いっそ・どうせ・せめて
 “最後の一兵まで”の心情/皮肉な二十日間
 (二)「米百俵」の学舎
 雪の下の焦土にあって/小林虎三郎の思い
 (三)戦後七十年余の日本
 ヴァイツゼッカーの言葉/天皇の「新年に当たり」